2008年09月06日

深読み?(笑)

前回、「福田氏の総理大臣辞任について、もうしばらく時間をかけて整理し、機会があればまた」と書きましたが、福田総理が辞任を表明しても彼には心残りが2つあるのではないだろうか? 福田氏は彼の父も総理大臣だったのだが、その父が首相を追い落とされ(総裁選で大平氏に敗れる)慙愧に堪えなかったとも言われている『サミット議長』と『解散』。 福田康夫氏は総理大臣となって、今年、サミットの議長を勤めることができた。 父の無念を晴らせた・・・と思っているのでしょうか。 読売新聞の電子版、『「10月上旬解散」濃厚』によると、「24日の臨時国会で新首相の所信表明演説と各党代表質問を行い、10月上旬に衆院を解散する方向で、自公・与党が調整に入った」らしい。

福田氏が総理大臣になった時、「サミット議長をし、自分の手で衆議院の解散・総選挙を行いたい」想いがあるとか、後には「生意気な安倍前首相より永く総理大臣を務めたい」とか・・・口さがないタブロイド紙は書いてきた。 その、前首相の在任期間を超えるためには、福田氏は9月26日まで首相の座に留まらなければならないらしい。 24日の臨時国会で内閣総辞職すれば前首相の在任期間には届かない。 かつて、父、福田赳夫氏も事実上「解散権」を封じ込められた訳だし、公明党や自ら率いる自民党の一部勢力に屈したことなったのは不本意だろう・・・。


しかし、福田氏には念願成就の手立てがひとつ残されている。 それは、9月24日に開く臨時国会で福田首相が総辞職せず、自ら冒頭解散をうつことだ。 これならば、福田氏の念願である(かどうか分からないが)「衆議院の解散」も出来るし、総選挙後の特別国会で新しい内閣の首班指名がなされるまで総理大臣を続けることができる。 つまり、安倍前総理の在任期間を超すこともできるのだ。 自民党も、総裁選のお祭騒ぎで党としての支持率を上げて総選挙になだれ込めるし、誰が新総裁になっても所信表明演説でボロが出る心配もないし、なにより解散を含めて責任を全て福田氏に押し付けることができる。 党としても万々歳だ。 

もちろん、福田首相による臨時国会冒頭解散説は私個人の戯言だ(笑)。 実行されれば前代未聞だ。

ただ、福田首相の辞任会見後のニュースショーなどが行った街頭インタビューで「総理だけでなく議員辞職すべきだ」という方も多かったように思う。 福田氏自身は来る総選挙には立候補すまい・・・。 まあ、今回の辞任劇で評判を落としているし、恐らく、総理大臣政務秘書官でもある息子が地盤を譲られる形で立候補するであろう。 今、福田氏が議員辞職しないのは、国会議員でなくなれば総理大臣を続けることができないためであり、即国会を開いて新しい首相を決めなければならないからだ。 自民党の次期総裁が決まっていない今の時点で福田氏が国会議員の辞表を出すことは、自民党も公明党も許さない。 だから、恥を晒しながら残り2週間余り首相と議員を続けなければならない意趣返し・・・という意味で、先の「福田氏による冒頭解散」もあり得るかも? 

posted by 少彦梛 at 21:23| Comment(0) | 政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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