2009年05月28日

この先、日本国民はイキダオレ?

大阪名物「くいだおれ」は昨年7月に59年の歴史を閉じ店をたたんだが、店の看板である「くいだおれ太郎」は飲食業の廃業後もマスコットキャラクターとして活躍しているらしい・・・。 そもそも、この「くいだおれ」の屋号は、『京の着倒れ、大阪の食い倒れ、江戸の飲み倒れ』という江戸時代からの慣用句によるものからとったらしい。

ところで、「江戸の飲み倒れ”太郎”」こと麻生総理大臣は、総理大臣就任以降に世間様の非難を浴びて自粛していた「バー通い」をとっくの昔に再開していると聞く。 まあ「幸いお金がありますから・・・」と発言した麻生氏のことだから「酒を飲み過ぎて財産を失う(飲み倒れ)」ことはないのだろうけど。 あ、麻生氏のお友達に「酒を飲み過ぎて」地位を失った人がいたなぁ(笑)。
 

閑話休題

共同通信社の電子版、「補正予算29日に成立」によると、明日の参議院本会議での否決を受け、両院協議会を経た上で今年度の補正予算が成立するという。 11兆円を国債などによる新たな借金で調達し、約15兆円もの大規模な補正予算となるらしい。

何故「らしい」と言うのかというと、中身がさっぱり判らないからだ。  

衆議院に補正予算が提出されたのが4月27日で、5月13日には衆議院で可決し、参議院へ送られた。 その間、マスコミは狂ったように「H1N1新型インフルエンザ」を報道し、補正予算関連は意味がわからぬ「エコポイント」や「エコカーの助成金」を喧伝するだけで、補正予算の1/3弱を占める「基金」などの予算の詳細はほとんどのマスメディアが伝えなかったからだ。 国民からの受信料で経営される某公共放送ですら、19時のニュースの放映時間30分のうち15分ちかくをインフルエンザ騒動に割いた日が続き、国民にとって重要な国家の予算についてはろくに報道していない。 「ミナサマの」を標榜するなら『受信料返せ!』と言いたいくらいだ・・・。


そもそも、3月に可決した今年度の本予算審議中、マスコミは「西松と小沢一郎」問題で騒ぎ立て、新年度は「北朝鮮の自称人工衛星打ち上げ」で大騒ぎし、4月下旬からは前記のインフルで馬鹿げたマスコミ騒動が始まり与党の思惑とおり予算の「よ」の字はまったくといっていいほど報道せず、ドサクサに紛れて与党の強行採決ですんなり衆議院を通過。 国家、国民として一番重要な「予算」の内容について多くの国民が知らぬままだろう。 しかも、明日成立するだろうというのに、前述の某公共放送の21時台のニュースは33分頃から少し触れただけで、5分程の報道のうち殆どは「国会の会期延長」についての報道だ。


また、その補正予算も、およそ1/3あたる約4兆4千億円は使い道がはっきりしない「基金」というものに充てられる。 言い換えれば、新たな国の借金の40%ほどが詳細な使い道が決まっていない上に、今後3年ほどかけて役人や各知事が自由に使い道を決めることができることになった。 来年度、再来年度使うかもしれないお金を今年度中に借りてしまうということだ。 利子が膨らむ分だけまるっきり無駄だ。

反面、中長期的に対策が必要なはずの「少子化対策」については、今年度の3〜5歳の子供の育児に対して、一人あたり3万6千円を今年度に限って支給するという・・・。

今回の馬鹿げた補正予算の内容については論じる気にもならないのですが、少しでも大まかな概要をお知りになりたい方は、ダイアモンド・オンラインで山崎元(経済評論家・楽天証券経済研究所客員研究員)氏が『「お金持ちの気持ちが分かる総理大臣」が考えた追加経済対策』という記事をお読みください。 掲載時期が衆議院通過案より前なので多少予算案額との違いがあると思いますが、大きな違いはないと思います。


今のアホウ政権(麻生政権)のアホさ加減と、迎合する大手マスコミのバカさ加減にはもうウンザリです。


「江戸の飲み倒れ”太郎”」の巻き添えになって、多くの国民が、近い将来、行倒れならぬ「生き倒れ」となるのではないかと思えてなりません。


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posted by 少彦梛 at 21:50| Comment(0) | 政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月18日

正しい情報とは?

「最も重要なことは正確な情報に基づき行動すること。情報をできるだけ迅速に皆様に提供したい。国民の皆様も引き続き、正しい情報に基づき、冷静に対応いただくようお願いします

読売新聞の電子版「正しい情報で冷静に対応を」で報じられたとおり、H1N1新型インフルエンザの発生が明らかになってから舛添厚労相が記者会見で繰り返し発言しているのが上記の言葉だ。

ただ、舛添厚労相の言う「正確な情報」とは何ぞや? これまで厚労省は新型インフルエンザについての情報を国民に「迅速に提供」してきているのか? 甚だ疑問である。 そもそも、『どんな情報』が国民の生命を守るために必要なのか判ってるのだろうか?


政府が所謂「水際対策」を喧伝している間に、新型インフルエンザはその検疫体制をすり抜け、国内、現在は兵庫県と大阪府で2次感染が急速に拡大している。 奈良県でも約9万人の高校生の内3千人が学校を休み、千人を超える生徒や教職員インフルエンザの症状を訴えているという。 新型インフルエンザの感染が確認された人数では、メキシコ、アメリカ、カナダに続き、日本はいきなり世界で4番目の罹患数に躍り出た・・・。

同じ島国のイギリスでは、17日現在、罹患者は101人だという。 イギリスでは4月の最終週くらいに新型インフルエンザ感染者が確認されたと思うが、そのイギリスでは数年前に起きたSARS(重症急性呼吸器症候群)禍の際に水際対策を行ったが、結局SARSウィルスの上陸を水際で阻止できなかったことから今回の新型インフルエンザでは特別な検疫体制は採らなかったと聞く。 

むろん、もとより日本とイギリスで、日頃の検疫の体制そのものに違いはあるだろう。 しかるに、イギリス国内での今回の新型インフルエンザの感染のスピードをはるかに超える速さ(にみえる)で日本国内の感染が広がっている理由は何だろう?


読売新聞の電子版「水際対策から国内対策へ転換を」によると、今月9日には国立感染症研究所・感染症情報センター長のの岡部信彦氏が『濃厚接触者の一部が検疫をすり抜けていることなども踏まえ、「水際対策の次の段階として、国内に感染が広がった場合も想定した医療体制を考えなければいけない」』と警告している。 また、さらに遡ると、5月1日付けの産経新聞の電子版「予想より脅威低い?」でも米国の専門家の意見として「特別深刻な脅威であると信じる理由は見あたらない」などと報じられている。 オバマ米大統領も「今後の強毒性への変異を警戒を怠ってはいけない」としつつ、「通常のインフルエンザと同じである可能性」を米国民に向けて会見を行っている。

また、今回のH1N1新型インフルエンザが「弱毒性」であろうということも新聞の報道やTVのニュースでは報じられてはいるものの、昨日まで政府・厚労省から「正確な情報」は無い。 今日の知事会や橋下大阪府知事などの要請で、漸く「これまでの季節性インフルエンザと同様」との舛添厚労相の発言があったようだ。 この発言が「正しい情報」に基づいた発言とはちっとも思えない。

『なんとなく状況を見てると高病原性ではなさそうだし、大阪府や兵庫県の各自治体や発熱外来指定病院がパンクしてるから、特に根拠は無いけどしかたない・・・』という感じがありありだ。 そう感じるのは私だけだろうか?



まあ、舛添厚労相の言う「正確な情報」というのが何なのかよく分からないが、政府の新型インフルエンザ対策の『マニュアル』と今の医療体制は全面的に見直さなければいけないことだけは分かった。

今回のH1N1新型インフルエンザは今のところ低病原性のようであり、既往症などがなければ国民の生命を脅かすものではないようだ。 朝日新聞の電子版「ドクターは戦場にいるような状態」によると、神戸市の中央市民病院ではインフルエンザ対策(陰圧)用のベットは既にほぼ満床で、発熱相談センターへの電話相談もパンクしているようだ。 発熱外来も、処によっては屋外にテントを張ってなんとか対応していると聞く。 医療機関は完全にオーバーフロー、オーバーロードの状況にある。

今後は、症状の軽い感染者は自宅待機、自宅療養となるようである。


しかし、これがもし「高病原性ウィルス」だと想像すると、現状の医療体制(医療設備、ベット数、人員数など)ではとても診療は無理だろう。 これまでの厚生行政の失政のツケが国民に廻ってくる結果となる。

今後、新たなウィルスの発現によって国民に多数の死者がでた場合、それは天災ではなく、もはや人災である。
posted by 少彦梛 at 23:09| Comment(0) | 政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月06日

日本脱出…する?

日本脱出といえば・・・小松左京の「日本沈没」というSF小説がありますねえ。 原作は読んでないですが、映画は2006年版より1974年版の方が好きです。

いや、のっけから話が逸れましたが、今日、6日、某公共放送局が「“35歳”を救え」と題したドキュメンタリー・教養(自称)番組を放映していた。

『今後20年に渡って社会の中核を担う35歳1万人にアンケートを行い、「20年後の日本」をシミュレーションしたところ、中間層の崩壊が急加速することが明らかになった。これからの日本を支える今の30代が安定した収入を得られず、家庭や子供を持てないと、税収や消費が落ち込む一方で福祉コストが嵩む超コスト負担社会になり、日本は衰退を免れない。』だそうだ。 (ーー;)

途中まで観ていたが、「何を今更」という感じ・・・。 第一、国民から受信料を強制的(法に定められているから)に徴収するため財政基盤が安定的で、そういう意味では競争相手のいない「安定的な収入のある」この企業が本気で取組んでいるとは思えない。

例えば、5月1日の時事通信社の電子版「厚生年金積立金、31年度に枯渇」でも報じられているが、この公共放送局はメインのニュース報道で取り扱っただろうか? もちろん、この厚生労働省の「物価上昇率などの経済指標が過去10年の平均値で推移した場合、22年後の2031年度には厚生年金の積立金が枯渇する」という試算は、民主党の要求を受け作成したものであり、日本政府の公式見解ではない。 だから報道しないのか?・・・この公共放送局は。 

当ブログの「偽装立国「ニッポン」(その3)」でも、日本政府による将来の年金給付について記事にしましたが、この時、この放送局は政府発表をそのままニュースとして垂れ流しただけだったように記憶している。 ニュースの中でも「福祉コストが嵩む超コスト負担社会」になる可能性は全く触れていなかったと記憶している・・・。


そもそも、政府の試算の「現役収入比で50.1%支給」は、年金の納付率が80%を前提した計算だという。 年金の納付率をどのくらいに見込むかは、年金支給額の試算において重要な要素だが、2008年度(09年1月まで)の納付率が61.1%しかないのだ。 この点を野党から攻められた舛添厚労大臣は、「今後納付率がどうなるかは、神のみぞ知るだ」(要旨)と発言。 あきれちゃうくらい無責任な答弁を行った。


「あの(笑)」産経新聞ですら、電子版「エンジン全開の舛添厚労相、大丈夫?」との記事の中で『厚労省内からは「大臣は自分に都合の悪い話になると表に出てこない」(中堅職員)との声も聞こえている。』と報じられる有様だ。 まあ、これは新型インフルエンザ騒動の一幕ではあるが、舛添厚労相は一事が万事この調子ではあるまいか。 国民向けには受けの良いことばかり記者会見で言っているが、厚労行政はもう泥沼・・・、いや、泥縄状態と言えそうだ。


閑話休題

実際のところ、国民の生命を守るため、その一翼を担う防衛省は予算拡大の一途なのに、もう一方の翼である厚労省はガタガタといってもよいのでなかろうか?

偽装派遣の問題など不備だらけの「派遣業法」と、不況に対する雇用対策が追いつかない労働行政。

やるやる詐欺と揶揄され、最後のひとりまで回復できそうにない「消えた年金問題」。 労働基準法違反にあたる勤務医の頑張りだけでギリギリ完全崩壊を踏みとどまっている「医療問題」。 ”自立支援”との美名の下、自立困難な重度の障害がある方からも一律1割負担を求める「障害者自立支援法」。 その他、人材難と経営困難で悲鳴の上がる「介護保険」などなど・・・。 自分の子供のためには、死んじゃうリスクより長生きした方のリスクの方が大きいのではないかと思えるほど、問題だらけの厚生行政・・・。  (ーー;)  


30代・40代で、もし資産があれば、とっくに日本から逃げ出しているでしょうね。 私ならそうしたい。 が、お金が無い・・・(苦笑)。

また、子供のために、アメリカやフランスで出産する日本人も今後はもっと増えるでしょう。 22歳までに「日本国籍」とするか「出生国の国籍」とするか、子供自身の幸福に対する選択肢が広がりますからねえ・・・。


少なくとも、議院内閣制であるはずなのに「官僚内閣制」と揶揄される日本の政治構造そのものが変わらなければ、将来の『日本は衰退を免れない』でしょう。

某公共放送局は、どんどん「官僚内閣制」の問題点を追求することこそ、受信料を払ってくれる国民『ミナサマの』ためなると思うんですが・・・できっこないんでしょうね(苦笑)。 

posted by 少彦梛 at 22:37| Comment(0) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月03日

ひとつの星、消える・・・

5月2日午前0時51分、忌野清志郎さんが2日午前0時51分、がん性リンパ管症により死去されました。

私自身は、ロックとかは普段ほとんど聞かないし、忌野清志郎さん(THE RC SUCCESSION含む)の歌も「パパの歌」ぐらいしか知らないのですが・・・。

でも、忌野さんが社会問題のテーマを扱った作詞の曲もあり、例えば、反核を訴えるLOVE ME TENDERのカバー曲を聞いた時は、すごく素直に「そうだよな〜」という気持ちになれた気がしました。


もちろん、私は、忌野清志郎さんのファンでも無いのですが、彼の唄は、今の日本人には本当はとても必要で大切なものなような気がします。


忌野清志郎(本名・栗原清志)さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。


  LOVE ME TENDER
posted by 少彦梛 at 08:12| Comment(0) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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