2008年11月04日

結婚したら富山県に住もう!(笑)

ご結婚されて、お子さんを儲けようとお思いの20代から40代の皆さん、是非、富山へ移住しましょう!

10年ほど前まで、旧自治省だったか、毎年住みやすい「市」のランキングを発表していた。 ランキングトップ10の内、6市か7市は富山県内の市であった記憶がある。 教育御三家といわれる中にも入っていて(他は、秋田、福井)、小6・中3の全国学力テストも3位〜5位以内に入ってる。 持ち家率も国内トップクラスだ。 もっとも、住みやすい「市」ランキングは評価方法が不透明だとか、国がすべきことかとの反発があり今では実施されていないし、平成の大合併もあり、10年後の現在も住み良いかどうかはわかりませんが・・・。 しかも平成の大合併で15市町村(10市4町1村)と、県下の自治体の数は日本で一番少ない県になっている(ウィキペディアより)


閑話休題

別に富山を宣伝するつもりではなく、今回富山県を取り上げたのにはかなりの説明がいる(苦笑)。

昨日のテレビ朝日の夕方のニュースで、都内の「総合周産期母子医療センター」の昭和大病院に24時間密着取材した模様が放映されたのがきっかけだ。 同様の報道が産経新聞の電子版「過酷な産科医師勤務」で取り上げられてるのでそちらもご参考に。 その中で印象に残ったのが、当直の産科医は3人とも手が開いてるのに、新生児集中治療室(NICU)のベットが開いていないため、救急の妊産婦さんが受入れられないという状況だった。 既に臨月で、事前検診などにより胎児の健康状態にまったく問題がなく、NICUは不要と判っていれば妊産婦さんを受入れることも可能だろう。 しかし、「総合周産期母子医療センター」に救急搬送される多くは、重い妊娠中毒症や切迫早産などといったリスクの高い妊娠さんだ。 母親が助かっても未熟児などの新生児の集中治療ができないなら、救急の受け入れようがない・・・。 新生児は確実に亡くなるであろうから。

それでも、病院側の状況がどうあれ、何としても受入れろと強弁する人もいる。 先日の墨東病院に救急搬送された脳内出血の妊婦さんの事例もそのひとつだ。 最初の報道の姿勢は、明らかに受入れなかった7つ(後に8つと判明)の病院を責める論調だった。(無論、当直の産科担当医が一人しかいない状況にも非があるが、これは都知事の責任だ) では、例えば、貴方が交通事故に遭い頭蓋骨骨折や臓器破裂などの重症を負ったとしよう。 それなのに、病院にはICUの空きが無くても受入れろと言うのと同じである。 仮に緊急手術が成功しても、回復するための手段であるICUが無ければ、貴方は死んでしまうことは明白だろう。 生きるか死ぬかの境を彷徨ってる時に、無菌室ではない個室ベットに入れば、普通の風邪程度の弱い感染症でもオダブツだ・・・。 

話が逸れたが、以上のことからもNICUを増やす必要はある。 ただ、NICUは相当高額なものらしいし、もちろん運用コストも相当かかる。 でも、命を金には換えられまい。 税にしろ何にしろ、医療費増は避けて通れまい。 ところが、だ。 新生児集中治療技術を持つ小児科医がこれまたいないのでNICUが増やせないと聞く。 当然ながら、新生児集中治療に精通した看護師も必要だ。 ただNICUを買い増せばいいというものではない。 例えば、フェラーリのF1カーを買えも、ライセンスを持つドライバーとF1カーに精通したメカニックを雇えなければ、F1には参戦できない。 F1カーがNICUであり、ドライバーが小児科医、メカニックが看護師だ。 今、産科医不足がマスコミなどでも叫ばれているが、小児科医も同様に不足しているのが現状である。 また、他の新聞紙面によれば、都道府県、病院によっては、NICUを出ても大丈夫なくらい小児が回復・成長しても、その児が次に移れる小児用ベッドの空きが無いという。 空きベッドが見つかるまでNICUからは出られない。 そのため、救急の新生児を受入れられないという悪循環が生じているところもあると聞く。

仮に小児用医療ベッドが充足しているとして、厚生労働省の通達(だと思う)によれば、出生数1000人あたりNICUが3床は必要とされると聞く。 しかしながら、数日前どこかの新聞(朝日新聞だったかなあ?)の電子版を読んだ時に、出生数1000人あたりのNICU数が書かれていたが、埼玉は1.4床、神奈川は1.7床、東京でも1.9床だった(と思う)。(スイマセン、再検索しましたが削除されたのか、当該記事が見つかりませんでした) 出産の絶対数が他府県より圧倒的に多いと思われる首都圏なのに、あまりに少ない。 そして、その記事で強烈に記憶に残ってるのが富山県なのだ。 なんと、出生数1000人あたりのNICUは6.9床! 全国1位なのだ。 確か2位の山口でも4.5床くらいだったと思うので、抜きん出てる床数である。 何かの間違いではないのか?と思ったほどである(笑) そもそも47都道府県で、出生数1000人あたりのNICUが3床を越える県域は、10県もないのだ。 こんな状況で「リスクの高い妊産婦を受入れろ」というのは元々無理な話しだろう。 

もうひとつ、妊婦がリスクの高い出産に到る原因として、現代の女性の食生活や、過度のダイエットも関係しているのではないかと個人的には思っている。 特に、ジャンクフードやファストフードといった食生活の多い今の10代後半から20代にかけては、今後出産するにあたって、母子ともに出産リスクは今以上に高くなるのではないだろうか。 もちろん、私は専門家ではないのであくまで「勘」でしかありませんが・・・。


そこで漸く、この記事の最初の記述のご提案である。 結婚して子供を望むなら、NICUの充実した富山県へ引っ越しましょう。 ひとつのリスク回避である。 点数のみで学力をはかるのもどうかとは思うが、富山は教育県でもあるし、生まれた子供にとっても環境にも良いのではなかろうか。 悪い遊びを覚えるようなところも少ない田舎だろうし(笑)。 でも、妊娠が判ってからの引っ越しは難しいと思う。 持ち家率が高いということは、賃貸住居は少ないと思えるからだ。 出産するまでに住む所が確保できないかもしれない。 

もっとも、1つ大きな問題が・・・。 仕事は無いかもしれない(爆)。 まあ、金沢あたりなら通勤圏内だと思いますけどね。 
posted by 少彦梛 at 23:45| Comment(0) | 医療 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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