2009年01月04日

『扁桃周囲膿瘍』顛末記

新しい年を迎え、皆様、穏やかな正月三ヶ日をお過ごしになったことと存じます。
私自身は、これまでで一番ゆったりとした元日を迎えたように思います。
なにせ、病院のベッドの上で年を越しましたので・・・(爆)。

眺望.JPG
綺麗な夜景とは言えませんが・・・
病室は10階だし、周囲に高い建物が無いので見晴らしは良いです。


12月25日に『扁桃周囲膿瘍(へんとう しゅうい のうよう)』の受診に行ったところ、CTを撮って、「このままだと、夜中に気道が塞がって呼吸困難になる恐れもある」という医師の判断で、緊急入院となりました(汗)。

この日は、14時頃CT撮影して、抗生物質とステロイドを点滴。 他の患者さんの診察が全て終わってから、最後にもう一度私が診察を受けたのが17時頃。 まだ点滴は終わってなかったのですが、「すぐ入院してください」と医師・・・。 19時半までに、先生の派遣元の某大学病院まで来るように、と。
(だったら、もっと早く言ってくれぇ! CTの画像が出たらすぐに。)

あの・・・、一旦家に帰ってその大学病院に行くのに、移動だけで2時間くらいかかるんですが?
明日、朝一で行きますからそれではだめですか?


実のところ、一人暮らしなのに我が家には猫が居る。 なので、長期に留守をするには、このコ達の世話をお願いするなりペットホテルに預けるなり、それなりの準備が必要で、突然数日もの間、なんの準備もなく家を空ける訳にもいかず・・・(汗)。 しかも、年末年始のこの時期に、直ぐに見つかるはずもなく、また、探す時間も無く・・・。

「今晩入院は無理です。どうしても今晩中にというのであれば、今夜9時半頃伺うことになります」と私が言うと、先生は「じゃぁ、(入院)拒否ということでいいですか」と・・・。

上等じゃん。
「そういうことになるんですか? じゃぁ、拒否でいいです。 明日伺います。」
  ↑不良患者だ(苦笑)

先生、「・・・」
改めて先生が病棟と電話したあと、「わかりました。 9時半でもいいですから、今晩必ず来てください」と。


という訳で、点滴終了後、急いで帰宅し、猫たちの4日分のゴハンを用意し、給水器をセットし、予備のトイレを出して・・・。 自分の入院の準備は、10分程の間に数枚の下着やタオルと数冊の文庫本など、手近なものだけカバンに詰め込っむ。 タクシーの運ちゃんにとばしてもらって8時半過ぎに病院の夜間受付へ。 20分ほど待合室で待った後(急いで病院に行った意味ねぇ)、病棟に案内してもらい早速再診。 当直の先生が、撮影したCT画像を見たり鼻からスコープを入れるなどして診察したが、切開して膿を出すのは困難と判断されたのか・・・扁桃腺に注射針を刺して(28とかなんとか先生が看護師さんに指示してたのは針の太さ?)でっかいシリンジで可能な限り膿を抜くことに・・・。 といっても、5回くらいブッ刺して、吸い出せたのはほんの僅かですが・・・(苦笑)。

この後、この夜は朝5時まで抗生物質とステロイドの点滴のため、それが気になって眠れず・・・(汗)。 ちなみに、診察後は既に消灯後だったのでこの日は個室入院となったのですが、差額ベッド代(?)は払わないといけないそうです(涙)。 なんで?

翌日から1週間、午前中に診察があって、朝10時から夜9時頃までずーっと点滴。 朝、生理食塩水に「ペントシリン2g」、「ダラシンS600mg」。 昼、「デカドロン」(リンゲル液500mlに)。 夜は再び「ペントシリン2g」、「ダラシンS600mg」。 数日後、血管が炎症を起こしたのか、血管に沿って赤みがさし痛むので、点滴の管を入れなおしましたが・・・。

あ、そうそう、ある看護師さんによると、成人なら点滴の管で4〜50cm分位なら血管に空気が入って大丈夫(ぃゃ、もちろん気泡が入らない方が良いのだが)なのだそうです。 量にして2〜3ccくらいか?


ペントシリン2g.JPG
↑この抗生物質、ちょっと歩き回ると何故かすぐに輸液が逆流し、点滴の管が血で染まります(苦笑)。


結局、年末年始は病院のベッドで暮らしで、先日2日に無事退院致しました。

あ、そうそう。 病院食はやはり味の薄い素っ気無いものでしたが、メインはほとんど魚(鱈とか鰆とか)でした。 お銚子1本つけて欲しくなるメニューです(笑)。 ちなみに、1週間以上晩酌(アルコール)無しが続いたのは、いつ以来だろう?(苦笑)

今回、ちょっとビックリしたのは、入院の申込にあたって『連帯保証人』が必要だということ。 別の病院だが、私が7年ほど前に一度入院した時にはそんなもの無かったのですが・・・。 今は、『命にも連帯保証人が必要』なんですね(驚)。 まあ、治療費を踏み倒す不逞な輩も居るので、病院経営側の立場としてそうせねばならないということも判らなくもないのだが・・・。

ただ、『連帯保証人』を出せというなら、「入院治療費の見積もり」も概ねでいいから提示して欲しいものだと思う。 治療(入院)期間や治療内容を書いた「入院治療計画書」は患者に提示するのだから、概ねの額も病院側で分かると思うのだが・・・。 別に車の修理のように、きっかり幾らと出せと言うのではない。 だいたいの額(10万とか20万とか・・・)でいいのだ。 特に、私のように、転勤などの理由で、極近くに親類縁者が住んでいない者としては、会社関係者他頼める人は限られるし、『連帯保証人』をお願いするにしても「どのくらいの金額」の保証人になって貰うのか判らないとお願いもしにくい・・・、というものである。 患者としても費用の「心づもり」というものは必要なのだ。

もうひとつ。 年末年始だから特別なのか、それともこれが普通なのかは分からないけど、診察していただく先生が毎日違うのは、個人的にはあまり好い気がしないものだ。 まあ、大学の付属病院は、地域の病院への医師派遣とか、また、教育機関として教鞭をとらねばならないとか、いろいろ事情があるので致し方ないと言われればそのとおりなのだが。 


ところで、この年末年始は「白い巨塔(田宮二郎版)」のビデオを借りて観るつもりだったのですが・・・自分が「白い巨塔」に入ってしまった(爆)。


<追記>我が家の猫たちは、人間の都合で捨てられた雑種のコ達です。
      入院中、2回、4時間ほど、先生から外出許可を無理やり貰って(苦笑)、
      猫たちのゴハンや水の補充等に帰りました。
posted by 少彦梛 at 18:00| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
この点滴100mlなので逆流してしまうんですね。
500mlのサイズなら多少動いても逆流は少ないんですが。
(液の自重で血管内に自然滴下されますから)
点滴台をものすごーく高くすれば、100mlでも逆流しないかも。

治療費、前もってお伝えするのは難しいです。
検査入院だと費用の概算は出来ますが、治療のための入院は薬、注射液の量が変わったり、処置(今回の場合は切開?)が加わったり、と日々内容が変わるので、大体何日くらいの入院とはお伝えできるのですが、費用の概算は難しいです。

もう退院されたのでしょうね。
まだまだ寒い日が続きますから、再燃しないようお大事に〜
Posted by 冬姫 at 2009年01月13日 17:08
冬姫さま
コメントいただきましてありがとうございます。 m(_ _)m
その上、お見舞いのお言葉まで…
m(_ _)m フカブカ

点滴は自重による自然滴下ですか。
このタイプは、ペントシリンの瓶の分だけ点滴液の位置が下がるというのも理由のひとつなのでしょうね。 ダラシンは同様に100mlの生食に溶かしての点滴でしたが、位置が高い分逆流は比較的少なかった気がします。

点滴台の高さを更に上げても良かったのですが・・・トイレの個室に入れなくて(爆)。

> 治療費、前もってお伝えするのは難しいです。
まあ、解ってるんですがね・・・私の愚痴です(苦笑)。

> 再燃しないようお大事に〜
ありがとうございます。 m(_ _)m
全快…と思うのですが、念のため明日もう一度外来に行ってきます。
Posted by 少彦梛 at 2009年01月13日 23:00
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