2007年08月19日

安倍氏、外遊へ出発

今日、安倍氏は、インドネシア、インド、マレーシアへの外遊に出発した。

ある新聞の電子版によれば、今回の外遊において、インドでは、極東国際軍事裁判で判事を務めた故パール判事の長男と面会し、日本とともに戦ったインド独立の志士チャンドラ・ボース氏の記念館も視察する。 また、インドネシアでは、終戦後も現地に残って独立戦争に加わった旧日本兵ら27人が埋葬されているカリバタ英雄墓地にも訪れるという。

安倍氏は何故この2つの行程を今回の外遊日程に加えたのだろうか。 先の日本が起こした戦争にも正当なところがあったことをアピールしに行くのではないか、と考えるのは私の邪推であろうか。

ご存知の方もいらっしゃると思うが、故パール判事は、東京裁判で、事後法により敗戦国を裁くことに疑問を呈しA級戦犯被告全員の無罪を主張した。 確かに、法を遡及して適用することはあってはならない事と思うが、仮に当時適法であって法の下で処罰できなくとも『罪は罪』であり、太平洋戦争開戦の詔書に署名した者々の責任は免れようはないではないか。
また、旧日本軍がインド、インドネシアでの独立戦争に手を貸したのは、あくまでも勢力を拡大するために利用したのであり、戦後も一部の日本人が残って独立に手を貸したのは彼らの個人の義からであって、日本国や日本軍がその国への信義を持って行ったのではないだろう。

一己の遺業は事実であっても、それはいち個人が賞賛を受けるべきであり、もしも、それをもって旧日本軍の過ちの一部でも正当化しようとするならば、それは単なるカムフラージュであり、正しく先の戦争を見つめることにはならないものと考える。
posted by 少彦梛 at 20:58| Comment(0) | 国際 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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