2008年01月28日

新しい知事の誕生

我が大阪府の新しい知事(2/6〜)に、今は大阪に住んでないので今回の選挙には投票できませんが・・・、橋下徹氏が就任することになった。(ちなみに、本当の姓は「橋シタ」と読むらしい) また、タレント知事ですか・・・(ハァ)。 官僚上がりの現知事より市民の目で行政が見られるから、(人物としては)マシだと思うけど。 

今回の知事選は自公と民主が相乗りではなく、対決選挙になったわけですが、選挙演説を聴いても「この内容じゃ、なんだかなぁ?」って感じでしたねぇ。 比較的、立候補した梅田氏はまともなことを言っていたと思いますけど。 その証拠に、あの政党が推薦したにも係わらず(笑)52万票近くも獲得してるし。 民主は振るわず、どんな人物か知らないけど、演説内容にも学者としての理路整然さが無いというか・・・、感銘は受けなかったなぁ・・・。 個人的には、見るべきところの無い選挙戦でしたね。


橋下氏は、これからどのような手法で財政再建団体一歩手前の大阪府を立て直すのか、未だそのビジョンが無いようなだけに心配である。 なにしろ、5兆円近く(超えてる?)もの負債を抱えてるんですよね。 でも、実際には、現知事の大田氏が、3年間(2004〜06)で3000億円弱の府債の返済を先送りして資金を捻出して穴埋めしてただけだから、事実上の財政再建団体だと思うのですが・・・。

新聞報道によると、年間の予算約3兆3000億円で、そのうち人件費(警察官、教職員など含む)が9300億円と聞くから、全体の3割弱を占めてることになる。 橋下氏は、人件費のカットを言及してるようだが、条例で決められてる公務員の給与の削減は府議会で可決されなきゃいけない。 ところが、自民・公明の各府会議員は、党と自分個人への支持者への見返りとして、府職員に自分に都合のいい公共事業を予算に組んでもらわないといけないから、恨みを買いかねない府職員の給料削減には賛成しないのではないかなぁ。 当然、府議会議員の給与もカットしなきゃ、だし・・・。

その上、近隣に神戸国際空港を作ってるのに、今現在関西国際空港の2期工事(B滑走路)があって、今後その周辺整備に多額の予算が計上されてるようで・・・、その他も合わせて公共投資額もベラボー(要確認)。 ホントに要るのかね? 府警も5年くらい前(?)に立派な建物を建てたし、府庁の建替え・・・はどうなったんだっけ?

乱暴な話ではあるけど、いっそこの際、大阪府は破綻宣言をして財政再建団体になって出直した方がいいんじゃないか? 企業の倒産と一緒だから人員(公務員)もバサッと切れるし、所有してる第3セクターもすっぱり売却して、これ以上の経費としての赤字の垂れ流しを止める。 大阪ワールドトレードセンタービルディングなんかも売っ払う・・・って、あれは府じゃなく大阪市だっけ(笑)。
橋下氏は弁護士だし、破産管財人に関してはそれこそ適任じゃないのかな。(笑)

財政再建団体になれば、企業や府民が逃げるって話もあるけど、大阪府を見捨てて逃げる企業・府民なんて元々大阪府のことを真剣に考えてないと思うから、いいんじゃない? 企業が減れば税収が減るっていうけど、今は、大阪で創業した企業はどんどん大阪を離れて東京に本社移転してるんだし、この傾向は変わらないよ。 国税庁の統計では、1970年に大阪に本社を置く企業(資本金100億円以上)数は全国の19%弱だったのに、2005年には11%強までに減ってる。 今でも歯止めが効いていないよね。


そもそも、大都市への一極集中が、今の日本に課せられた諸問題の元凶ではないか、と私などは思う。 例えば経済の一極集中により莫大な人口を抱えた東京では、商業的な効率化はぐんと図られた一方、生活環境を維持するためのコストは・・・これはインフラ構築も含むけど、物凄く割高。 特に、生活するのに必要なエネルギー効率(都道府県ごとの、人ひとりあたりが1年間で消費するエネルギー量)でいうと、東京は日本一悪いんじゃないかと思う。 例えば、浄水も元々水の綺麗な地方の県より電気を使うし、食料品も地産地消ができないから全国から運搬しなきゃだし、24時間眠らない町が多いし、夏はヒートアイランド現象で発生する暑さを凌ぐためにバンバン冷房を使うし、慢性的な交通渋滞で車の燃費は悪いし・・・などなど。 東京都だけで、どのくらいCO2を排出してるんだろう・・・。

閑話休題。

とにかく、橋下氏はこれから大変だと思うし、東国原氏のように地方自治の勉強をしてきた訳でもないし、また、優秀な大阪商人が多いところでは「大阪のセールスマン」にもなれないだろうし・・・。 逆に大阪商人(=財界人)に手玉に取られないよう、しっかり府政を司っていただきたいと、取りあえずエールを送ることとしよう。
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2008年01月18日

第2ラウンド開催

今日から第169通常国会が開催された。 福田首相の施政方針演説も、それを受けての自民党幹事長の伊吹文明氏の記者会見での発言も突っ込みどころ満載だけど、まあ、それは追々と・・・。

ところで、今日は久しぶりに日本テレビ系の「太田光の私が総理大臣になったら…秘書田中」を見ました。 今回はテロ特措法によるインド洋上での海上給油活動について議論でしたが・・・何故、インド洋で無料の石油(と水)スタンドを営業しなければならないのか、ちっとも判らない。 安倍氏も福田氏も「国民に丁寧に説明して理解を求める」という主旨の発言をしてたと思うが、結局理解を得ることのできる説明は何もされなかったということか。 なにせ、与党である自民党公明党の議員の言ってる内容も全部バラバラですもんね。 彼らですら「何故必要か」を理解してないんだろうなぁ・・・。 アメリカのために、そして、与党議員個々人の思い込みだけで衆院の2/3条項で通しちゃった?

ちなみに、今回の番組の中で、インド洋に給油艦と護衛艦を派遣する理由で一番説得力のあったのは、旧防衛庁の官僚であった太田述正氏(だっけ?)の論。 私なりに解釈すると、
日本はインド洋での海上監視活動を行うために「護衛艦」を派遣しているのだ。 実行力としての艦船の臨検をしていないだけで。
ちなみに、この護衛艦がイージス艦なら、アメリカのイージス艦が補足できていない艦船Aでも、その艦船Aを自衛隊のイージス艦が捕らえていれば、アメリカ軍の艦船からその艦船Aに対してミサイル攻撃ができる・・・はず。

日本の護衛艦はアメリカの軍艦船とデータリンクしているので、日本の護衛艦がレーダ等で捉えた艦船はアメリカ軍艦船にも即座に通知される。 つまり、実態は、アメリカ軍の洋上監視・臨検活動を自衛隊が一緒になって実行しているのだ。 (これは、集団的自衛権行使に当たるのではないか?)
よって、海上給油活動はそれを隠すダミーでしかない。 護衛艦は「洋上の自衛隊給油艦を護衛する」という名目で派遣され、その実「洋上の監視活動」という業務に従事してるのだ。 これが本当なら、違法人材派遣を行ってきたグッドウィルの折口会長もマッツァオな違法派遣だ(爆)。

ちなみに、今回の番組で初めて知ったのですが、インド洋でテロリストへの監視活動に従事している日本以外の国は、他国の艦船に給油した場合にはきちんと油代を給油した国に請求しているという。 そりゃそうだ。 彼らは「世界からテロリストを排除する」ための国際社会貢献を行ってるわけではなく、自国を守るための「集団的自衛権」を行使してるだけなのだから・・・。
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2007年09月13日

安倍晋三 総理大臣を辞意表明

安倍総理大臣が昨日職を辞することを表明した。 このニュースを某新聞の電子版で見たとき「やっぱり辞めたか」と思ったが、こんなに早く辞めるとは思わなかった。 臨時国会が始まって、所信表明をしたばかりだったが、参議院での演説では原稿を読み飛ばしたとの報道を読んで「これはもうダメだ(近いうち辞める)な」とは感じていた。

だから、所信表明演説まで行って代表者質問の直前で辞めるということは、質問趣意書を見て「回答しきれ(耐えられ)ない」と思って行ったのではないかと私などは思う。 これは『自爆テロ』だな、と思った。 国会と国民に対しての。
そうしたら、新党日本の田中代表が同じようなことをHPで書いていたけど(笑)。

さて、安倍氏の辞任を受けて自民党では新たな総裁選びに向けてテンヤワンヤになってるようだが、その中で小泉チルドレンと呼ばれる代議士や小池百合子氏らが小泉純一郎を担ぎ出そうとしているという。
彼らはどんな考えで小泉氏を担ごうとしているのであろうか。 10日に国会内であった自民党代議士会で、「国民はアホじゃないよ。必ず気がつき、動き始めるよ」 と言って郵政造反組の復党の動きをみせる自民党幹部を非難したが、彼らこそアホではないか? まぁ、平沼氏を復党させるかどうかではなく、参議院議員選挙の結果を見ても、多くの国民がこれまでの小泉政策にノーを突きつけていると見るべきであろう。 その証拠に、地方の一人区の多くで自民党公認候補が敗退している。 このことに気づいていないなら、小泉チルドレンはアホなのだと思う。

多くの国民が、小泉路線は「看板倒れのウソ改革」だと既に「気づいて」いるのではなかろうか。 しかも、10月1日から、郵政公社が民営となる。 ほとんどの国民は気が付いてないのではと思うが、郵便事業は値上げがないが、郵貯事業では手数料のほとんどが大幅値上げになる(一部、期間限定で無料)。 このことに気づくと、多くの国民はまた激怒するのでないかと思う。 そうなれば、バラ色の包装紙で覆って郵政民営化を唱えた自民党の支持率は、更に下がるのではないだろうか。

それが分かってる小泉氏のことだ。 チルドレンが担ごうとしている神輿に乗るということはあり得ない。 と思うが、政治評論家などが「小泉再登板はない」などとTVで言いまくってると、天邪鬼なあの人のことだからもしかしたら再登板するかもしれないけど(笑)。
小泉氏が起たなかったら、チルドレンは小池氏でも担ぐのだろうか?
posted by 少彦梛 at 19:15| Comment(0) | 政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月12日

なんだかなぁ

 6年前の昨日、9月11日は、アメリカでハイジャック機がニューヨークの世界貿易センタービルに突っ込むというテロが起きた日だ。 当日、夜10時からのニュースショー(ニュースステーションだったかな?)でジャンボ機がビルに突っ込む様子やビルが倒壊する様子を見て愕然としたものである。
 9.11のテロで亡くなった方々へは、深い哀悼の意を表する。

 さて、APECに行った安倍総理が、ブッシュ米大統領やハワード豪首相との会談で「インド洋上での艦艇への補給」を約束し、これを「国際公約」だとし職を賭して実現するらしい。

 この方の頭の中はホント良く分からない・・・。 
 インド洋上での他国への艦艇への補給の是非については、これから国会で議論されることであり、まだ世論もどちらに傾くか不明な現時点で、自分の胸三寸で勝手に約束して国際公約だと言ってもそれだけでは誰も見向きはしないだろう・・・。
 言い換えれば、独りよがりで勝手に約束した上にそれをみんなへ呑めと言ってるようなもので、それだけでは多くの人は唯唯諾諾とは従わないだろう。

 また、これまでのインド洋上での艦艇への給油活動が「国際社会から高い評価を得てる」と連呼しているが、実際、各国の評価を直接聞いたことはない(実際、直接聞くのは難しいだろうけど)。 まぁ、私としては、無料で燃料をくれるんだから文句を言う国は無いとは思うけどね(笑)。 私も国がタダでガソリンを支給してくれるなら、ちょっとは政府を評価するだろう(爆)。
 タダの燃料をくれるから国際社会が高い評価をくれているのか? まぁ、その程度なのではなかろうか・・・。 この給油がテロ活動を抑止するのにどの様に役立ってるのか判らない限り、この「国際公約」とやらを支持する訳にはいかないと思う。

 「国際公約」とか「日本の国益」なんて言葉ではなく、誰にも分かり易い言葉で、安倍総理が「説明責任」を果たすことを期待する。
posted by 少彦梛 at 03:21| Comment(0) | 政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月22日

形振り構わぬ政権維持

現自民党幹事長の中川秀直氏は、報道によると、『「自民党と民主党との大連立への方向が歴史的流れ」と自らのHP上で記したことを明らかにした上で、「より良い日本をつくっていくため、改革を中心に考えるなら、そういう方向へ与野党が歩み寄ることが、民意に応える道だ」と語った』、という。 なにをかいわんや、である。 戦前の大政翼賛を再び、とでも考えているのか?

より良い日本を作っていくのが目的なら、様々な意見を聞き、論議し、国会において情報を公開し、どうすることがモアベターなのかを考えた上で採決を行うべきであろう。 連立を組むということは、議論の内容をオープンな国会の場ではなく、党内や連立政権党内といった密室で法案や政策方針を決定することに他ならない。
今回の参議院選挙で反自民に投票した国民は、大都市と地域の格差も問題視したであろうが、事務所費問題などでは当事者がなんら説明責任を果たさず、また、年金問題では民主党の追及に対し「いたずらに不安を煽ってはいけない」と言って内情を公開しない、今の自民党総裁と党幹部に対して不信任を突きつけたものだ、と私は考える。

もし、この連立実現を言うなら、野党の意見に耳を傾けず、強行採決を連発するする前であれば効果があったかもしれないが・・・。

また、中川氏は、小池防衛相の起こした人事騒動でも、「小池氏を切れば、事務次官の抵抗に負けて閣僚を代えたことになり、おかしくなる」とさるTV番組で述べたとのことだが、これも的外れな発言ではないか? まるで、ヤクザが面子を守るために、若頭の氾濫は「許せいねぇ」的な発言ではないか? 小池氏は、防衛相としての責務を果たすだけの器が無いからこそ、辞めてもらうべきだ。

小池氏がこの人事問題で犯したミスは、人事で騒ぎになったことではなく、国防を担う大臣が事務次官と「連絡が取れない」ことがあることをバラしたことの一事にある。 これでは、有事の際に国防体制が取れないことを国際社会に知らしめてしまったのと同じ意味を持つ。

まぁ、人事といった明日でも良い事項を真夜中に、しかも電話で話そうとする馬鹿さ加減もさることながら、制服組ナンバー2の事務次官からの折り返しの電話連絡に小池氏が出なかったという方がよほど問題だ。 つまり、下からの緊急連絡にトップが応答しないということは、有事があった場合、防衛相として、現場からの緊急事態を知らせる連絡に応答できないということだ。
こんな人物が国防を担う長だとすると、某国のミサイル発射の報告は耳に入らず、東京にミサイルが降って来てから初めて「どうなってんの」と騒ぐしか能はあるまい・・・。

こんな人物を「留任すべき」という中川氏の頭の中身を、まず疑ってしまう・・・。


これらの発言をみても、どう考えても、中川氏の発言は「古い自民党」の代議士だとしか思えない。
まぁ、愛人問題や右翼幹部との交際、警察情報漏洩などのスキャンダルで一度は官房長官を辞任した彼が自民党幹事長になったのも、更に「古い自民党」の代表である森喜朗の推挙であり、蜃気楼(シンキロウ)とかサメの脳みそとか揶揄され、史上最低の支持率であろう5.7%を記録した彼の進言を聞き入れた安倍氏に多いなる責任がある。
ちなみに、蜃気楼元首相の次期内閣の人事に対する発言をありがたってるTVや新聞などの報道陣もどうかと思う。 彼の言う人事予想や進言は絶対、当たらないのだから・・・(爆)。

結局は、どう繕うとも、自民党の中心部はこれまでと「変わってない」のだと思う。
posted by 少彦梛 at 22:27| Comment(0) | 政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月17日

いろいろあった1週間

世間では、多くの方が夏休みだった今週、普段以上に多くのことで報道はにぎわっていたようだ。 多すぎてもう何がなんだかよく判らないといったのが、私の感想である。

その中で、いくつか取り上げてみたいと思う。

今回は、まず、小池防衛相が人事として守屋事務次官を更迭とも言える動きを見せた件。

これは、小池氏にどんな思惑により現事務次官を辞めさせて、なぜ後任に警察庁出身の西川徹矢官房長を充てる意向であるのかかが分からない。
その上、その人事について守屋氏側は新聞報道でその事を知って反発しているとか、報道前夜に小池防衛相が守屋氏電話したが繋がらなかったとか、内閣官房長官の塩崎氏と人事決定の手順についてもめたとか、小池氏は「この人事の件で今後塩崎氏の顔は見たくない」という主旨の発言もあったとか・・・。 まるでガキの喧嘩である。 いや、いまどきの子供の方がもっとレベルの高い喧嘩(殴り合いという意味ではなくて)をしているだろう。 しかも、これだけマスコミに騒がれていても誰一人筋道だてて今回の状況や理由を説明するものが、政府にいないのはどういう訳か? 不思議な茶番劇だ。

そもそも、内閣府のいち外局だった防衛庁の時であればいざ知らず、省に昇格となった今、なぜ警察庁出身者が後任なのか?

一説には、先のイージス艦機密情報漏洩があったような防衛省・自衛隊の情報漏洩体質を変革するために、情報セキュリティー分野に強い西川氏を起用するのだという。 しかし、西川氏は「防衛庁人事教育局長・運用局長」であったはずで、イージス艦の機密漏えいの責任の一端は彼にもあるのではないか。 顧みて、未だに警察官の私物パソコンからウィニーなどによる捜査情報等の流出が続いている状況である。 そんな警察組織のトップである警察庁の出身者が、本当に自衛隊の情報漏洩を食いめることができるのか? 私としては疑問である。
まぁ、自衛隊も情報漏洩元は私物のパソコンであり、そもそも業務に必要なパソコンを配備していなかったと聞くから、なおお粗末だが。 まぁこれは西川氏でなくても改善できよう。

また、守屋氏の更迭そのものには、守屋氏が「普天間基地の移設問題で小池氏の意見を聞き入れないから」だという見方もあるらしい。 守屋氏が進めている、普天間基地移転先であるキャンプシュワブの陸地の「現滑走路案」に対し、さらに沿岸沖合に滑走路位置を移動することが県と市の要望だという。 元沖縄及び北方対策担当大臣であった小池氏のことだから、沖縄側の要望に沿う意見を持っているのかもしれない。
沖縄県他の要望である沿岸案については、その裏に「更に沖合に建設する」ことによって投入される税金を増額させ、その建設利権を漁ろうとする方々もいるのかもしれない。 もしそうなら、そんな方々の意向を無視するがごとく頑として今の案を譲らない守屋氏は、彼らの敵だ。 そこは真実かわからないが、少なくとも投入される税金の増額を願っている人はいるだろう。
もし、今回の更迭劇の理由が他にあるなら、「長いから」とか「人心刷新」とかいった不明朗な言い訳ではなく、小池氏自身がきちんと、かつ、分かりやすく国民に理由を説明すべきであろう。


自民党としては、こんな人事でごたごたしたり、また、アメリカのマスコミにはほとんど取り上げられなかったようなアメリカでの会談を臨時国会をサボってまで行くよりも、焦眉の急である「テロ特措法の延長」を次期国会で通すべく、防衛省を動かしてもらいたいのだろうが・・・。

まぁ、環境相であった時も、97年暮れに議決された京都議定書が発効した05年2月には既に1年8ヶ月も環境相にあり、それから更に約1年半環境相職に就いていたにもかかわらず、成果は「クール・ビズ」と「もったいない風呂敷」と言って自らをアピールしたことくらいしか私は知らないし、CO2削減政策はまるで進んでいないのだ。 今になって政府、地球温暖化対策推進本部はどうしようと困っている。 CO2マイナス6%どころか今なお増えている。
当時、地球温暖化対策推進本部の副本部長の一人である環境大臣(本部長は内閣総理大臣)に就任していた小池氏であるが、もし日本が京都議定書を遵守できなくて、元環境相として責任を問われた時は小池氏はどうするだろう。 仮に頭を下げたとしても自分の責任と心からは思わないのでは、と想像する。 言い訳は、キャスターも勤めていた頃からの口の上手さでボンボン出てきそうな予感がある。
自分の職務に責任を感じているなら、単なるアピールではなく、これまですでに実効性のある政策を表明して国民に訴えていただろうから・・・。

閑話休題
私は、小池防衛相は、自らをアピールする術以外に大臣としての資質を持ち合わせていないのではないか、と評しているが、実行力のない小池氏に本当に日本の国防を任せておいてよいのか、おおいな不安を感じている。

【参考】
テロ特措法の正式名称
平成十三年九月十一日のアメリカ合衆国において発生したテロリストによる攻撃等に対応して行われる国際連合憲章の目的達成のための諸外国の活動に対して我が国が実施する措置及び関連する国際連合決議等に基づく人道的措置に関する特別措置法 <長い・・・
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2007年08月11日

「クールビズ」廃止論

昨日は、東京でも今年初めての猛暑日とか・・・。 いやぁ、暑かったですねぇ。
 
そんな中、参院委員会および本会議でのクールビズ廃止論に与野党から強い反発と一部国民から批判があいつでいるという。 昨日、参院議院運営委員会の理事会が開催された。 参院議院運営委員長の西岡氏が提案した「参院本会議、委員会でのネクタイ着用義務」だが、今理事会では議題には上らなかったようだ。 もともと、議会ではネクタイ着用の義務はない(上着着用の義務はあるらしいが)。 西岡氏は理事会後に「(国会は)国民の生命を含めた重大な事案を審議している。襟を正して審議すべきだ」として、改めてクールビズ廃止論を展開したそうだ。

ネクタイを着用すべきかの議論は横へ置いといて、「襟を正して審議すべき」であることには賛成だ。 各委員会や本会議では「うつらうつら」船を漕ぐ者や携帯でメールを打ってる者・・・。 その上、クルービズを理由に「だらしないない格好」をしているから、本当に審議に参加して法案について真剣に検討しているのか疑問に映る。 そもそも、真剣に議論をしたり考えたりする気がないなら出席しない方が良い。 特に委員会は、国会会派の頭数の割合で各党の参加人数が割り振られているようなものだが、やるきの無い議員のために本当に議論に参加したい者が参加できないのでは良い法案ができるべくもない。 とっとと席を譲るべきだ。 
そういう意味でも、各議員は改めて「襟を正し」ていただきたい。


話は変わるが、たまたま昨夜20時からの日本テレビ系列の番組を見ていた。 後で調べたら、「太田光の私が総理大臣になったら…秘書田中。」という番組である。 そこでは、「アメリカに原爆被害の賠償請求する」をテーマに意見が交わされていた。 まぁ、損害賠償に対する議論より原爆投下に対する意見・議論が主だったと思うし、ここでは議論の内容は割愛する。
しかし、今回驚いたのは石破元防衛庁長官の発言だ。 「日本は先の戦争の総括をしていない。きちんとすべきだ(要旨)。」「今のアメリカと日本のあり方は見直すべきだ(要旨)。」といったと感じだ。 少なくとも、私としては、初めて石破氏の発言で同意できる内容があったが驚きだ(全発言に対しての同意ではない)。
しかし、何故、これまで石破氏はこのような発言をしてこなかったのだろうか。 先の安倍総裁の発言にするどく意見したように、漸く自由に発言できる環境になってきたということだろうか。 とすれば、今までの自民党が「自由な発言」を制限してきたのであろうか。
今後、もう少し石破氏の発言はウオッチしていこうと思う。

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2007年08月04日

内閣改造前の卒業旅行

麻生外務大臣が昨日、ASEANプラス3(日中韓)外相会議やASEAN地域フォーラム(ARF)閣僚会議から帰国した。 ASEANでは宴会でかくし芸をするのが恒例らしいが、麻生氏はちょん髷で「ビリー・ブート・キャンプ」のビリー隊長を熱演したそうだ。 まぁ、今の日本ではビリーが流行ってるとのことだが、東南アジアではうけるのか(笑)。 他に尾身財務大臣が一昨日APEC財務相会議に出発した。

まぁ、「ちょん髷」はともかく、ここまでの外遊については行く意味は分かる。

しかし、今、さしたる重要な会議もないのにこの夏外遊に出かけることを検討している閣僚がいるという。 まず、先日女性初の防衛大臣になった小池氏。 今、訪米に向けて調整中とのこと。 そして、伊吹文科大臣は8月中旬に国際会議参加を検討中。 そして高市早苗「内閣府特命大臣(って何をやってんだ?全然成果は聞かないが(爆))」はアフリカへ行く計画があるらしい。

しかして、何しに行くのか?
先だってもGWに小池氏がエジプトに行ったらしいが、それでイスラエルとパレスチナの問題に解決へ向けた動きが少しでもあったとは聞いていない。 彼らは税金を使って何しに海外へ行くのか? それでなくとも、安倍首相が今月中にも内閣を改造すると言っていて、彼らが再任されるかどうかも分からない状況で、海外の首脳陣もまともに相手にするとは思えない。 まるで、昨年の小泉元首相ではないが、公費を使った「卒業旅行」ではないかと思われてもしかたない。
おおいなる税金の無駄遣いだ。

もし、どうしても必要な外遊だというなら、成果をきちんとレポートにして国民全員に公開して欲しいものだ。 成果がなければ、自費で行け。
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2007年08月02日

安倍を擁護するのかしないのか

昨日の報道ステーションで、これからの安倍政権について石破さんと渡辺喜美さんを呼んで古館氏が論議をしていた。 詳細はおいといて、安倍責任論を述べる石破さんと、安倍擁護の渡辺氏の言い訳を聞いていると、どうしても渡辺氏の発言は苦し紛れの言い訳にしか聞こえない。 「お前、ホントにそう思ってるのか?」と突っ込みたいくらい。 本心を言っていないからだろうか、真の言葉として伝わってこない・・・。 まぁ、渡辺氏は安倍政権の閣僚だから安倍氏擁護をするしかないのだろうが、政治家がホントに自分が思っていることを公言できのないのなら、国民の負託を受ける資格は無いのである。
そういう意味では、軍事オタクで私としては支持したことはないが、石破氏の言い分はもっともらしく聞こえる。
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2007年07月31日

頑張れ川田くん

参議院選挙で惨敗した自民党であるが、安倍総理が居座るといったことで報道は大賑わい。 安倍総理の発言はいつも突っ込みどころ満載(笑)なので、書きたいことはたくさんある(爆)が今日はよそう。

今回の選挙で薬害HIVの被害者である「川田龍平」氏が当選したことは、今回の選挙において私が喜ばしいと思うことの1つだ。 病気のため体的にも辛い選挙活動であったことは想像できるが、よく頑張ったと思う。 旧厚生省の犯罪的不作為で被害にあった彼だが、「厚生労働省の監視、情報公開を進めたい。」「年金、薬害、福祉、雇用と厚労省への不信は続いている。安心できない社会の仕組みを見直す必要がある。」と語っている。

戦時以外の平和な時代おいて、国民の生命を守るべき最大の責務を負うはずなのが厚労省であると思うが、これまで天下りなどを含めた省益を優先し国民を省みなかった同省の闇をどんどん暴いていただきたい。
ただ・・・、内閣改造を行う安倍総理が、国民の受けのみを狙って川田議員に「厚生労働大臣」の椅子を提示することも考えられる。 そのときは、勇気を持って拒否してくださいね。 って、泥舟のような安倍政権の下で大臣就任の要請を受けるわけはないか(笑)。


反対に今回の参議院選挙で不服な点を1つ。
それは、平成の大合併で自治体の行政エリアが広くなったことを理由に、全国の投票所の約3割もが投票終了時間を繰り上げたことだ。 これは、現在投票終了時間を20時に定めている選挙法の主旨を鑑みても、国民の投票の機会を奪うものだ。 地方自治体は「開票開始時間が遅れる」とか「開票結果が出るのが遅くなる」とか「金がかかる」という理由を挙げているらしい。

しかし考えてみて欲しい。 現在はマスコミの出口調査によりあっという間に「当選確実」が報道されているではないか。 29日はNHKの開票特番の最初を少しだけみたが、20時の投票終了直後で開票作業も始まっていないのに改選議席の3〜4割の政党別議席数が報道されている。 明けて2時には、各選挙区の全ての当選確実者が報道されていた。 鹿児島、福井のように僅差の場合は別にして、投票締切り2時間後には当確が分かっているのではないかと思う。

また、開票に要する費用の増大だが、どのくらい増加するのか状況によって異なるし私は知るべくもないが、選挙機会の公平性を担保するためには仕方ないのではないか。  
どうしても投票時間を繰上げるなら、きちんと費用対効果を市民に周知し意見を聞くべきだろう。 実際、投票日前の報道では、投票時間の繰上げを知らなかった方が大勢いたようである。

閑話休題
とにかく、川田氏は全国の国民から選ばれたわけでなく東京都民から選ばれたわけであるが、選ばれた以上は全国の国民のために頑張っていただきたい。 心からこれからのご活躍にエールを送ろう。
posted by 少彦梛 at 00:07| Comment(0) | 政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月30日

参議院議員選挙の大勢が決した

昨日は、どのTV局も参議院選挙の特番なのでビールを飲みながらDVDを観ていたらウトウトと・・・。 先ほど目が覚めてNHKを見たら「自民党惨敗」。 2:00現在のNHKの速報値は自民36、民主59、公明8。 まぁ当然だろう。 そして、こちらも想像はしてましたが安倍首相は総理辞任はせず居座るそうな。

これで参議院は与野党逆転。 私としては、これにより三権分立としての「立法」の独立性が確保できるのではないかと期待している。 なぜなら、参議院で野党の法案を可決し衆議院へ送致できるからである。

これまでは衆参両院とも与党が過半数を占めために内閣(行政)が提出した法案を優先的に審議し、野党議員が発議した法案は充分審議することもなく否決されてきた。 そして、内閣の提出する法案はそのほとんどが官僚主導による法案であり、国会で審議・修正があるとはいえ、官僚の考えに沿った(官僚に都合の良い)法律ができあがってきたため、実質として政治そのものが官僚に握られていたと言っても過言ではないと思う。

これからは民主党が主体となって参議院において真に国民のための法案を審議可決し衆議院へ送致すれば、さすがに与党が2/3を占める衆議院としてはないがしろできないだろう。 また、衆議院で否決するにしても、「何故否決するのか」を国民に判りやすく説明できなければ次回の総選挙でも国民の怒りが示されることになるだろう。
なので、民主党はじめ、野党はこれからが正念場である。 勝った勝ったと浮かれている場合では無いので、頑張って欲しいと思う。


ところで今回ビックリしたのは、東京選挙区で丸川氏が当選したことだ。 3年間選挙権を持たず、当然前回の総選挙や参議院選挙、都知事選にも投票に行かないような候補者に都民は何故投票するのか・・・。 理解に苦しむ。
石原氏も先日都知事に再選されたが、あれだけ悪政を敷いてて何故都民に再選されるのかも不思議に思ったものだ。 東京都の財政を改善したとはいっても表向きであり、外郭団体を含めるとむしろ財政は悪化しているという・・・。 例えば、東京都が出資する「新銀行東京」が今年3月決算では約450億円もの赤字決算となり累積赤字は約850億円だ。 都が税金から出資した約1000億円(都の株式所有は約85%)がまもなく消えようとしている。

閑話休題
今回の参議院選挙の結果、今後の政府がこの民意を受けて、国民のためにどのような政治を行っていくか、更に注視していきたいと思う。
posted by 少彦梛 at 02:31| Comment(2) | 政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月27日

あきれた・・・

選挙期間中でもあるし、公職選挙法に問われるのいやなので選挙に関することを書くのは避けてきたのですが・・・。 今朝の新聞報道を読んで、この国のトップにはホトホトあきれる・・・。

安倍晋三氏が石川県での街頭演説で「切実な国民の声にしっかり耳を傾け、さらに国政に反映していきたい」と発言したという。 彼が昨年9月に内閣総理大臣に就任してから「切実な国民の声」にどれだけ耳を傾けたというのか・・・。 まったくもって疑問である。 そもそも、初めは「参議院選挙の争点は憲法改正」なんて言ってたと思うが・・・。
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posted by 少彦梛 at 01:00| Comment(0) | 政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月26日

久しぶりにDVDを観て・・・

昨日は特にすべきことも無かったので、久しぶりに、自分の持っているDVDのライブラリーから「BACK DRAFT」を観賞しました。
まぁ、劇場でも観ましたし特に思い入れもないのですが、今回特に耳に残った言葉がありました。 それは・・・、
『You go,we go』
意訳すれば、『お前が行くなら俺も一緒だ。』(直訳すれば、「お前が行く、(すなわち)我々も行く」)

この言葉は2回出てきます(たぶん)。
一度目は、放映序盤のシーン。 主人公が消防の17分署に配属になって初めての火災現場である「製縫工場」で。 建物内に進入し消火活動をしている最中、突然床が抜け消防士の一人が滑落しそうになったシーン。 先住民族系の消防士に黒人消防士が手を貸して言った言葉。
そして2回目は、放映終盤シーンの化学工場の火災現場で。
キャットウォークの崩落によって、火の力を使って憎むべき犯罪者を葬った消防士が火の中に滑落しそうになったとき、古くからの消防士「仲間」である主人公の兄が助けようとしたシーン。
この言葉には、危険な現場でチームとして一緒に闘ってきた同僚を思いやる気持ちがナミナミと溢れていると感じました。

では、今日、なぜこのことを話題にしようと思ったかと言うと・・・。
現在は参議院選挙の真っ只中。 我々のこれからの国政の方向性を決める重要な選挙の中で、国民の皆さんが棄権することなくぜひ投票をして欲しいと願う気持ちからです。

そして、特にお願いしたいことは・・・、
一時の感情に流されるのではなく、この映画での科白「You go,we go」の気持ちを持って投票していただきたい、と思ったからです。
選挙区の、また、比例代表区の候補者の考えや思いの全てが自らの考えと一致するというのは稀であって、ほとんどの方は「この候補者のあの考えはOKだけど、この考えはNG」だと思います。 しかし、「この人を」と投票するからには「You go,we go」の気持ちで投票をしていただきたい。 すなわち、後にその政治家や政党が悪政を布こうとも、それを選んだのは私を含め「あなたたち有権者である」ということを認識して・・・。


これまでの格差社会や思い税制、そして、今表面化した年金問題を始めとする将来の不安、政治屋の不明朗なお金の使い方・・・。 これらを非難する資格は、実はあなた方にはいっさいありません。 何故なら、そんな政府と政権与党を選択したのは私を含め「あなた方」なのですから。 私は現与党には投票していないから、というのもいい訳にはなりません。 なぜならば、今の与党に反対であっても、自ら率先してその政党を「与党にする」阻止をせず、また、投票に行かず、結果、今の与党に政権を委ねることに手を貸したのですから・・・。

皆さん、今度の日曜日には『お前(候補者、政党)がこの国を運営するなら、国が栄えようと滅亡しようとお前と俺は一緒だ(死んでも文句は言わない)。』と覚悟を決めて、そして真剣に考え、貴重な一票を投じていただくことを望みます。
posted by 少彦梛 at 00:17| Comment(0) | 政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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